2025年11月28日
顎関節症(TMJ)とは、口を開け閉めする際に使われる顎関節(がくかんせつ)や咀嚼筋(そしゃくきん)に異常が生じ、痛みや音、開口障害などの症状が起こる疾患です。
近年はスマートフォンやデスクワークの増加、ストレスなどにより、顎関節症で歯科医院へ来院する患者様が増加しています。早期対応で症状悪化を防ぐことができるため、気になる場合は放置せず受診することが大切です。
◆顎関節症の主な症状
以下のような症状がある場合、顎関節症の可能性が高いとされています。
口を開けるとカクッ・ジャリジャリと音がする
顎が痛い、疲れる
朝起きると顎周りがだるい
口が大きく開かない
頭痛・肩こり・耳鳴りが続く
食事や会話中に顎が引っかかる感じがする
これらの症状は放置すると悪化し、噛み合わせの乱れや咀嚼障害に繋がることもあります。
◆顎関節症の原因
顎関節症は、1つの原因ではなく複数の要因が重なって発症することが一般的です。
①噛み合わせの悪さ(歯並びや噛み癖で顎関節に負担がかかる)
②歯ぎしり・食いしばり(ストレスで無意識に強く噛む癖が発症要因に)
③姿勢の悪さ(スマホ使用時の猫背姿勢が顎に負担となる)
④筋肉の緊張「咀嚼筋の使いすぎで慢性的な筋疲労状態に)
⑤外傷(顎の打撲や衝撃によるもの)
☆特に現代人は長時間スマホ・パソコンの使用により前傾姿勢になりやすく、顎関節症リスクが高まっています。
◆歯科医院でできる顎関節症の治療
顎関節症は、症状に応じて適切な治療を組み合わせることで改善が期待できます。
① スプリント(マウスピース)治療
就寝時にマウスピースを装着し、歯ぎしり・食いしばりの力を軽減します。
顎関節への負担が減り、筋肉の緊張を緩和します。 ② 噛み合わせの調整
歯の高さの調整や矯正治療が必要な場合もあります。
噛み合わせ改善は長期的な予防にも効果的です。
③ 咀嚼筋へのアプローチ(理学療法や運動療法)
咀嚼筋のマッサージ、開口訓練(ストレッチング)や習癖等の改善、低出力レーザーにより、顎周囲の緊張を和らげます。
④ 生活習慣指導
・頬杖をつかない
・硬いものを噛みすぎない
・長時間のスマホ使用を控える
⑤薬物療法 消炎鎮痛を目的とし非ステロイド性抗炎症薬を投与します。
◆顎関節症は放置しないで!こんなリスクも
放置すると…
顎の動きが制限され、口が開きにくくなる
慢性的な頭痛・耳鳴り
食事や会話が不便になる
将来的に治療期間が長期化
症状が軽度でも、早期に歯科医院に相談することで改善スピードが大きく変わります。
◆当院では顎関節症の相談を随時受付中
*祖師ヶ谷大蔵ファースト歯科・矯正歯科では、
顎関節症の症状や生活習慣をカウンセリングし、患者様に合わせた治療を行っています。
顎の違和感が続いている
口を開けると音がする
口がいつもより開かなくなった
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。