2025年12月08日
お子さまの歯磨きで多くの保護者が気にされるのが、
「仕上げ磨きはいつまで必要なの?」
という疑問です。歯科医院でもよく相談されるテーマですが、仕上げ磨きは小学校低学年〜高学年頃まで継続するのがおすすめです。
子どもの成長とともに自分で歯磨きができるようになりますが、手先の器用さや注意力はまだ発展途中。磨き残しが多い時期だからこそ、大人のサポートが大切です。
■ 仕上げ磨きはいつまで?年齢の目安と理由
● 乳幼児期(0〜6歳)
まだ歯ブラシを上手に動かせず、多くの歯が永久歯へと生え変わる準備期間でもあります。
乳歯はむし歯の進行が早いため、必ず大人が仕上げ磨きを行いましょう。
● 小学校低学年(6〜8歳)
最も仕上げ磨きが必要な時期です。
なぜなら、この時期は「6歳臼歯」「前歯の永久歯」など重要な歯が次々と生えてきます。
生えたての永久歯は表面が柔らかく、むし歯になりやすいことが特徴。
自分で磨いていても、思ったより磨けていない子が多いため、保護者のチェックが不可欠です。
● 小学校高学年(9〜12歳)
手先の器用さは向上しますが、永久歯が完全に揃う時期でもあります。
特に「12歳臼歯」は後ろの方に生えるため、子ども自身では見落としがち。
仕上げ磨きは毎日でなくても、週に数回のチェック磨きを続けると安心です。
■ 仕上げ磨きの正しいやり方
①お子さんを寝かせて仰向けにし、しっかり視野を確保する
②奥歯の噛む面は小刻みに磨く
③前歯の裏側は歯ブラシを縦に使い、1本ずつ丁寧に
④生えたての永久歯は特に念入りに
⑤可能ならフッ素配合の歯磨き剤を使う
力を入れすぎないように、歯ブラシは軽く持つのがポイントです。
■ むし歯予防に効果的な習慣
仕上げ磨きに加えて、次の習慣もむし歯予防に大きく役立ちます。
● ① フッ素塗布(歯科医院)
生えたての永久歯は特にフッ素の効果が高く、3〜4ヶ月に1回の定期塗布が理想的です。
● ② シーラント(奥歯の溝のコーティング)
溝が深く汚れが溜まりやすい6歳臼歯に、むし歯予防として非常に有効です。
● ③ 糖の摂取回数を減らす
砂糖の量よりも「摂取頻度」がむし歯のリスクを高めます。
“ダラダラ食べ”を避けましょう。
● ④ 定期的な歯科検診
子どもの歯は変化が早いので、3ヶ月に1度を目安にチェックを受けると安心です。
■ 子どもが歯磨きを嫌がる時の対応方法
歯磨きを嫌がる子どもはとても多く、保護者が疲れてしまうことも。
以下の方法を組み合わせることで負担が減りやすくなります。
①歌やタイマーを使って楽しい雰囲気にする
②磨けたらシールを貼る「歯みがきカレンダー」を利用
③痛い経験が原因のこともあるため、歯科医院で検査
④子どもが選んだ歯ブラシやキャラクター商品を使う
“怒って磨く”より、“褒めて続ける”ことが習慣化につながります。
■ まとめ:仕上げ磨きは「低学年まで毎日」「高学年は週数回」が目安
仕上げ磨きは、
乳幼児期〜小学低学年は必須、高学年も定期的なチェックが理想的です。
永久歯が生えそろう時期はむし歯になりやすいため、家庭でのケアと歯科医院でのプロケアを組み合わせることが、お子さんの歯を一生守ることにつながります。
祖師ヶ谷大蔵ファースト歯科では、仕上げ磨きのやり方や年齢に合わせたケア方法のアドバイスも行っています。
「磨き方が合っているかわからない」「子どもが歯磨きを嫌がる」など、お悩みがあればお気軽にご相談ください。