2026年2月26日
歯周病は、日本人の成人の約8割が罹患していると言われる身近な病気です。初期段階では自覚症状が少なく、気付いたときには進行しているケースも少なくないのでサイレントキラーともいわれています。歯を失う最大の原因は虫歯ではなく歯周病なんです‼つまり歯周病の正しい知識と予防が一生自分の歯でご飯を食べるために重要です。
歯周病とは
歯周病は、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(歯垢)の中の細菌によって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)などの歯周組織が溶けてしまう病気です。
大きく「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられ、歯肉炎が進行するとなります。歯肉炎の段階で治療を行えば健康な状態に戻すことが可能です。
歯周病の主な症状
以下のような症状がある場合は、歯周病の可能性があります。
①歯ぐきが赤く腫れている
②歯磨きのときに出血する
③口臭が気になる
④歯ぐきが下がって歯が長く見える
⑤歯がぐらつく
⑥硬いものが噛みにくい
痛みが出にくいため、「気付いたときには重度」ということも多く、定期的な歯科検診が重要です。
歯周病の治療方法
歯周病治療は、進行度によって内容が異なります。
① スケーリング(歯石除去)
歯の表面や歯ぐきの中に付着した歯石・プラークを超音波スケーラーなどの専用の器具で除去します。歯周病治療の基本となる処置です。
② ルートプレーニング
歯周ポケットの奥に付着した歯石を除去し、歯根の表面を滑らかに整えることで細菌の再付着を防ぎます。
③ 歯周外科治療
重度の場合は、歯ぐきを開いて深部の歯石を取り除く外科処置を行うことがあります。
いずれの治療後も、
治療後は再発を防ぐため、定期的なメンテナンスとセルフケアが不可欠です。
歯周病予防におすすめの歯ブラシ
歯周病対策には、歯ぐきに優しく歯周ポケットに毛先が届く歯ブラシ選びが重要です。
選び方のポイント
毛の硬さ:やわらかめ〜ふつう
→ 歯ぐきを傷つけずに清掃できる(一方、硬い歯ブラシに慣れている方には、物足りない感覚も)
ヘッド:コンパクト
→ 奥歯や細かい部分まで届く
毛先:極細毛
→ 歯周ポケット内のプラーク除去に効果的
電動歯ブラシも有効ですが、使い方が普通の歯ブラシとは異なるため、正しい当て方と定期的な歯科医院での指導を受けることが大切です。
正しい歯磨き方法
歯周病予防には磨き方が重要です。
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに振動させる「バス法」が効果的です。力を入れすぎず、1本ずつ丁寧に磨きましょう。
また、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは約6割しか落とせません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯周病予防効果が大きく高まります。特に唾液の分泌が少なくなる夜間に口腔内細菌が増殖しやすいため、夜寝る前に丁寧に歯を磨きましょう。
歯科医院での定期検診が重要
セルフケアだけでは歯石を完全に除去することはできません。
最低でも3〜6ヶ月ごとの定期検診で
①歯石除去
②歯周ポケットの検査(炎症部位の出血や深いポケットの確認)
③正しいブラッシング指導
を受けることで、歯周病の早期発見・早期治療が可能になります。
まとめ
歯周病は自覚症状が少ないまま進行する怖い病気ですが、正しい歯磨きと定期的な歯科受診で予防・改善が可能です。
定期健診はもちろん、歯ぐきの出血や口臭が気になる方は、放置せず早めに歯科医院へご相談ください。
祖師ヶ谷大蔵ファースト歯科・矯正歯科では歯周病検査・必要に応じた歯石除去・PMTC・セルフケア指導を行い、患者さま一人ひとりに合った歯ブラシや歯間ブラシのサイズなど補助器具のご提案もしております。大切な歯を守るために、ぜひ定期検診をご利用ください。